先日ヴァンラーレ八戸が関東圏で試合をしたJFLの開幕戦を、実際にスタジアムに足を運んで観戦しました。
また少し前になりますが天皇杯の試合も実際に観戦していて、八戸市のスポーツビジネスについて色々と思ったことを書いていきたいと思います。
ちなみにサッカー観戦自体はあまり経験したことが無かったのですが、スタジアムの雰囲気がとても心地良かったのがとても印象に残りましたね。
試合は負けてしまったものの出身地のサッカーチームということで、応援にも自然と熱が入り純粋に楽しめました
八戸にもサッカースタジアムが欲しい
先日JFLの公式戦が行われた味の素フィールド西が丘は、アットホームな雰囲気で天気が良かったというのもありましたが、まるでピクニックに来たかのような感覚でしたね。
また、天皇杯が行われたニッパツ三ツ沢球技場は、観客席とフィールドの距離が近いのが特徴です。
相手の日本代表選手のプレイなんかも間近で見れてかなり臨場感があり、狭いながらも一体感のあるスタジアムでした。
個人的には駐車場もあり市街地にも近い長根運動公園を改修して、ちゃんと観客を収容できるスペックの総合スポーツ施設にしてもらいたいんですが、予算とか市政の状況もあると思うので簡単にはいかないだろうなぁと。
スタジアムやスポーツ施設ができた
ちなみにこの記事はだいぶ前に書いたんですが、プライフーズスタジアム(多賀多目的運動場)ができましたね!
ネーミングライツが年間350万円って結構安いなって思うんですが、八戸でサービスを展開するときはこういうの利用すると、ネームバリューが浸透しそうですよね。
というかこの記事を書いてからしばらく時間が経ちますが、YSアリーナとかフラット八戸とかめっちゃスポーツ施設ができてるんですけど。。
豊富すぎる八戸のスポーツコンテンツ
それにしても八戸市で開催可能なスポーツコンテンツは豊富ですよね。
ヴァンラーレ八戸のサッカー、青森ワッツのバスケットボール、東北フリーブレイズのアイスホッケーと他の地域では無いくらい非常に充実していると思います。
またメダリストを輩出しまくっているレスリングも有名で、高校野球は八戸学院光星が全国的な強豪になってますし、バトンなんかも凄いですよね。
特にアイスホッケーやスケートなんかは北国ならではのスポーツなので、他の地域では簡単にマネできない強みになっていると思うんです。
他にもありそうだけど思いつかなくてゴメンなさい。。
様々なスポーツビジネスの形
実は昔、スポーツビジネスでの地域活性化プロジェクトに少しだけ関わったことがあります。
地域の人たちを元気にするという大義名分もあるのですが、きちんと運営団体が持続的に収益を上げられる仕組みを作って、ビジネスとして成立させる為の取り組みでした。
スキームの詳細まで書くと長くなるのですが、スポーツチームの冠を使って販路拡大や新規顧客開拓を進めていく形です。
ストック型のビジネスと相性がいい
このスキームはレベニューシェアのような契約にして営業利益の数%を運営会社に支払い、成果をベースにしてやるところに面白みがありました。
ストック型のビジネスは毎月収益が発生するので、運営費や選手の給料などに充てることができます。
例えば企業が毎月使うコピー機のカウンター料金というのがあるのですが、1枚コピーをするごとに数円〜数十円の費用が発生します。
このうちの何%かをチームに還元することで、会社でコピーを使うと間接的にそのチームを応援することに繋がったりするんですよね。
こういったスポーツビジネスの取り組みは、様々な地域で行われています。
例えば福岡ではソフトバンクが野球チームを買った時に、孫さんが儲かった利益はチーム強化につぎ込みますと宣言した日なんかは、ネット回線の申し込みが殺到したとかそんな話も聞いたことがあります。
八戸にはビジネスチャンスが多い
これだけスポーツコンテンツがある八戸は、ビジネスチャンスもたくさん転がっています。
それらを具体的な形に落とし込むことで、活性化にも繋がり色々な相乗効果をもたらす可能性があります。
スポーツ観戦した後は、市街地に飲みに行く人も増えるでしょう。
また、子供たちにスポーツを教えるスクールが増えたりと、スポーツビジネスには様々な副産物的要素があります。
というわけで、今の八戸はビジネス的にも面白いんじゃないかなと思っています。
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